長谷川 郁夫 (Ikuo HASEGAWA)
19世紀ギター&クラシックギター奏者。
日本ギター音楽学校および日本大学芸術学部音楽学科ギター専攻卒業。ギターを故・芳志戸幹雄、建孝三、吉田佳正他の諸氏に師事する。
1982年全日本ギターコンクール重奏部門第1位。1988年G.L.C.学生ギターコンクール大学生の部第2位を受賞。
1991年よりプロとして活動をはじめ、現在に至るまで「美しい曲を親しみやすく」をモットーに独奏のほか、ギター二重奏及び歌や他楽器とのアンサンブルにも力を入れて演奏を行っている。
1998年ごろより19世紀~20世紀初頭にかけての様々なギターを使った演奏に興味をもって取り組んでおり、当時の弾き方や音楽へのアプローチを研究している。
2014年からは指頭奏法(右手の爪を伸ばさない弾き方)を実践し、ガット弦の使用と相まってその音色が高く評価され、オリジナル古楽器ギターの再評価に貢献している。
出版物としてはCD書籍「英語で歌う日本のうた 第2集(株式会社ジャパンタイムズ発行)」、佐藤弘和氏の自作自演CD第2集「季節をめぐる12の歌(株式会社現代ギター社発行)」でのDuo演奏、神奈川県の葉山に住み、そこを基点に活動をしているクリエーターの作品を集めたコンピレーションアルバム「海音山音“うみおとやまおと”(エグゼクティブプロデューサー・・・葉山たけし氏)」にネーモーコンチェルタートで参加や横浜市長屋門公園古民家復元の記録映画「ムカシが来た(平成5年度文化庁優秀映画作品賞受賞・監督/松川八洲雄)」のサントラ演奏など。
楽譜としてはギターアンサンブルのために、実績あるアレンジャーが有名曲を効果的に編曲する好評のシリーズ「ポピュラーギターアンサンブル曲集Vol.12-長谷川郁夫・編」「ギター アンサンブル レパートリー(株式会社現代ギター社発行)」のアレンジャーなどいくつかの企画物に参加。ギター専門雑誌「ギタードリーム」「月刊現代ギター」へ執筆などがある。
2006年成田フィルハーモニー管弦楽団(指揮:福島康晴)より招聘を受け「ある貴紳のための幻想曲/ロドリーゴ」を演奏。
東京 武蔵村山・立川・昭島市にて「はせがわ音楽教室」を主宰(91年より)。サークル指導、合奏における指揮なども行う。
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